Southern California Japanese Scholars Forumとは



Southern California Japanese Scholars Forum (SCJSF)はロサンゼルスを中心とした大学や企業の日本人研究者や起業家など垣根を越えた異分野交流を目指したコミュニティです。SCJSFは、南カリフォルニアにある大学(UCLA、UCSB、UCI、UCSD、Caltech、USCなど)や企業に所属する日本人研究者、学生、大学院生また短期長期留学生、そして起業家などの方々に交流の場をご提供しています。定期的(2、3カ月おき)に様々な研究分野における専門家を数名招聘して講演会を開催しております。過去の講演会では、物理、生物、化学、医療、神経科学、分子生物学、宇宙工学、ナノテク、電子工学、機械工学、情報科学、建築、政治、経済、文学、ビジネス、金融工学など文系、理系に限らず様々な分野の専門家に講演をして頂きました。SCJSFはUCLAのビジネススクールの学生で構成される団体Japan America Business Association (JABA)と共同で活動しています。異分野交流に興味のある方は誰でも参加可能です。学生の方々の参加も歓迎します。



- 次回イベントのご案内 -


第77回SCJSF&JABAフォーラム
「性差とインプラント」


日時:2026年9月26日(土)午後3時~6時(PT)
   (講演会後に交流会、懇親会があります)
会場:UCLA CHS(Center for Health Sciences) Rm17-256
会場への行き方:こちらを参照してください。

参加費:無料

参加申し込み方法:こちらから必要事項を登録して下さい。




講演1
「性差を生み出す身体の仕組み」
山野真由(Mayu Yamano)
Visiting Graduate Researcher: Department of Human Genetics
School of Medicine, UCLA
PhD Candidate: Graduate School of Pharmaceutical Sciences
Kyoto University

要旨:生物学的な性別を決める要素は、主に性染色体と性ホルモンだと知られています。しかし、これらがどのように身体に「性差」を生み出すのか、その仕組みにはまだ多くの謎が残されています。また、性差に関わる病気には大きな個人差があり、一人ひとりに適した予防や治療のためには、さらなる研究が必要です。そこで私たちは、性ホルモンの受容体(センサー)に注目して機能を解析し、性ホルモンが歯周病や血糖値、育毛など、様々な機能を調節することを明らかにしてきました。さらにUCLAの留学先では、性染色体と性ホルモンの相互作用が性差を生み出す仕組みの解明に取り組んでいます。これらの研究を紹介し、性差研究の「今」をお伝えします。

ご略歴:2022年3月、京都大学薬学部薬科学科(4年制) 卒業。2025年10月〜2026年9月、UCLAにてVisiting scholarとして研究留学。2027年3月、京都大学大学院薬学研究科薬科学専攻博士課程修了見込。日本学術振興会特別研究員(DC1)。動物モデルを用いた生理学および内分泌学を軸とし、全身性疾患のメカニズム解明および創薬への応用を目指す。


講演2
「歯周病からインプラントへ―宿主応答と生体材料から考える炎症・再生」
齋藤夏実 (Natsumi Saito)
Weintraub Center for Reconstructive Biotechnology
UCLA School of Dentistry

要旨:歯周病やインプラント治療では、炎症、組織再生、骨形成などの生体反応が治療結果を左右します。本講演では、歯周病専門医として治療に携わる中で感じてきた、同じ治療に対する患者ごとの反応性の違いを出発点に、これまで取り組んできた宿主応答、糖尿病などの全身的因子、チタン表面に関する研究を紹介します。さらに、現在着目している加齢・細胞老化とインプラント周囲組織の反応について、今後の展望を含めてお話しします。

ご略歴:2017年東京医科歯科大学歯学部卒業。2018年同大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野に入局し、2022年歯学博士号取得。2025年歯周病専門医取得。同年7月よりUCLA School of DentistryにVisiting Researcherとして所属。歯周病学、インプラント・生体材料に関する研究に従事



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